共働きは出産後のことまで計算に入れなさい

2011.07.07

今は七〇パーセント以上の女のひとが勤めている。戦後の結婚は、男女両性が合意をして始められ、その前に男女とも人間として同格だということがうたわれているけれども、実際生活の中ではどうだろうか。一九九一年十一月に内閣の総理府が調査した男女平等に関する世論調査を見ても、男性の方が非常に優遇されている、という結果が出ている。近ごろは、二十六歳までの女は結婚しても八割以上が現在の仕事を辞めたくない、と言っているけれど、家庭と仕事の両立はなかなか険しい道である。私の知り合いの若い女教師が嘆いていた。婚家つまり夫の両親、あるいは夫の兄弟や一番身近にあるはずの親戚が、子どもを抱えて職場に出る妻に対して一番理解がないという。職員会議で疲れて帰る途中で、保育所で小さい子どもを受けとって帰る。お茶でも飲んで、新聞でも広げて、ゆっくりしたいと思うのだけれど、もう夕食の時間にさしかかっていると、子どもは放って台所に立たなければならない。既製の副食物を買って帰りたいが、夫の両親が手作りの方がおいしいと言う。子どもを見てくれるのはありかたいが、食事の前に子どもの顔を見れば、お菓子などを与えようとする。夫が帰る。夫が子どもの世話をしてくれると、夫の両親が疲れて帰って子守りは可哀相だなどと言う。自分の息子は可哀相で、その妻は可哀相ではないのかと叫びたくなるときがあると言う。都会よりも地方では、なお、男が家事や育児を手伝うのは男のメンツにかかわるという古い考えがあり、共働きしながら、掃除、洗濯、買い物、食事の支度、食後の片付けなどは、八割から九割は妻がやっているところが多いという。これでは妻がからだをこわしてしまう。はっきりと結婚前に夫の両親の前で、家事分担を決めた方がよいと私は思う。しかし私の経験によれば、まだ子どもが赤ん坊で、夜のおむつとりかえが大変なとき、夫と交替に夜起きることを決めたけれど、子どもが泣いても夫は気づかず、結局、私一人でやり抜いてしまった。私はからだが丈夫だからよかったけれど、健康に自信のないひとは、絶対に結婚の前に固い約束をとりつけておくこと。

[参考サイト]
教会結婚式場のご案内 | 南青山ル・アンジェ教会
http://www.le-anges.gr.jp/chapelle/wedding.html
表参道の結婚式場南青山ル・アンジェ教会
http://www.le-anges.gr.jp/