日本の保険会社は、戦後すぐに作られた体制を五〇年にわたって営々と維持し続けてきている。商品の数が飛躍的に増え、会社規模も大きくなったが、ベースとなる組織、会社の仕組みは終始一貫、変わっていない。組織を変える、あるいはそのなかでの人の動き方を変えることの必要性について、認識はされている。しかし、具体的にどのように変えていったらよいか、変えるための手だてはどのようにするのか、については手探り状態が続いている。一方で、収益性をきちんとチェックし、市場からのアカウンタビリティを高めるような組織形態づくりという点においては、欧米の保険会社はかなり進化を遂げている。具体的には、企業顧客を中心に販売する、あるいはその分野の商品を開発する事業部門と、個人を相手にビジネスをする事業部門とをきちんと分けて、最近の流行の言葉でいえばカンパニー制を採る、あるいは法人自体を分けて運営する保険会社が、欧米には現れてきている。そもそも収支構造の違う事業を分けて管理することで、全体の効率を上げていこうとする動きが定着しているのである。
(参考サイト)
自動車保険を比較
http://auto.hokende.com/