二代目にとっての難関は「圧力」

2011.05.16

「二代目」というのは初代が築き上げた強固な仕入れル一トを活用することができます。もちろん商材そのものに市場ニーズがあるからこそ初代が成功したわけで、商材という点では非常に優位な立場にあります。「個人事業主にとっての難関は商材」だと思いますが、その点では二代目は42.195キロのマラソン競争でスタートラインが10キロぐらい前に設定されているようなものです。しかし、二代目だからといって必ずしも成功するわけではありません。二代目が運営していても閑古鳥が鳴いているサイトは数多くあります。誤解をおそれずにいうならば、二代目にとっての難関はさまざまな形での圧力です。パソコンで一生懸命ホームページを作っているのに初代からは「遊ばずに汗を流せ」と怒られ、古参幹部からは「また坊ちゃんが道楽を始めた」と陰口をたたかれるといった具合です。二代目は、32.195キロとゴールまでの距離は短くても、あちらこちらで障害物競走を強いられるという感じでしょうか。「キッチンネッツ」や「マルニ」も二代目ですが、オフレコでお話を伺うとやはり人にはいえない苦労を克服して今の地位を築き上げています。二代目というのは、自分で商材を探さなければいけない個人事業主とは違った部分で、やはり苦労をしているのです。会社を訪問した時、奇遇ですが両社とも、インタビューの最後に初代がお見えになって感謝の言葉とお土産を頂戴しました。初代が二代目を認めているからこその対応であり、ネット事業をお手伝いしていた我々にとってもコンサルタント冥利に尽きる瞬間でした。